新しもの好きプログラマの耳より情報ブログ

仕事でもあるプログラミングについて役に立ちそうな情報を発信していこうというブログです。役に立たなそうな情報はfacebookで。

AIがプログラマの新技術習得まで助けてくれる時代になったようだ

VisualStudioを使ってる人ならおなじみIntellisenseについて、AIで推奨を出してくれる機能を追加するとBuildで発表されていた。Intellicodeという名前で、まだプレビューだがすでに使えるようだ。

どんなものかお手並み拝見と思っていたが、次の記事を見て驚いた。試しに使ってみると、確かにこの通り動いた。 https://qiita.com/yossy6954/items/f4c8b5f5f8f4c7a843c6

なぜ驚いたかというと、Intellicodeが推奨を出している「IsSuccessStatusCodeを見よう」といった内容が、初めてWebAPIを呼ぶコードを書いた時に定型的な作法が分からずに調べながら苦戦した部分だったから。この機能があるなら、定型をすぐに知ることができる。AIの実現方式までは知らないが、ディープラーニングなら世のプログラマの多くがやっている処理、ルールベースならMS推奨の処理になるはずで、どちらもWebで適当に検索するよりは有力だろう。

5/10 12:06追記:発表記事を見るとどうやらディープラーニングのようなので、「世のOSSプログラマの多くがやっている処理」のようだ。

つまり、AIが初学者のアドバイザーになってくれるので、新技術に挑戦するハードルがさらに下がるという事だ。 こういうところはAIに助けてもらって、プログラマは新しい価値の実現に集中できるようになる。ポジティブな意味で、AIに仕事を奪われて新しい仕事に集中できるようになるわけだ。こういう技術はどんどん使っていきたい。

ただし注意点が1つ。私はReSharperというC#のコーディングを便利にするサードパーティのライブラリを使っているが、これは「VisualStudioとReSharperのIntellisenseのどちらを使うか」を選択する仕様なので、ReSharperを選んでしまうとIntellicodeは使えないようだ。排他なのは残念だが、便利な方を使っていくしかなさそうだ。