新しもの好きプログラマの耳より情報ブログ

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PowerAppsで体温記録アプリを作ってみたらすごく手軽だったのでお勧め

日々の体温を記録する必要が出たので、Office365ライセンスのPowerAppsで入力アプリを作ってみた。

  • 入力画面を開くと、現在日時とユーザー名を取得してデフォルト値として入力してくれる
  • あとは体温だけ記入して保存ボタンを押せばOK
  • 入力したデータは、自分のOneDrive上のExcelファイルへ追記
  • PCのWebブラウザからもスマホアプリからも使える

この程度の機能だが、Excelに手入力するよりも使いやすいアプリが30分かからずにできてしまった。PowerAppsを使うのは初めてで、使い方を調べながらにもかかわらず。

画面はこんな感じになった。(黒塗り部分はユーザー名と体温)

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作ってみたアプリの画面

手順はこんなところ。

  1. OneDrive上にExcelファイルを作り、テーブルを作成してサンプルデータを入力(例えば"2021/1/15 20:30"と入れておくと、日時のフィールドと認識してくれる)
  2. PowerAppsで「データから開始」「Excel Online」を選び、Excelファイルを選択
  3. 日時入力欄を選択して、数式「default」に次の内容を入れて、新規作成のときだけ現在日時が入るようにする If(EditForm1.Mode=FormMode.New,Now(),ThisItem.日時)
  4. ユーザー名入力欄を選択して、数式「default」に次の内容を入れて、新規作成のときだけ現在日時が入るようにする If(EditForm1.Mode=FormMode.New,User().Email,ThisItem.ユーザー)
  5. 一覧表示の項目を選択して、「詳細設定」「テキスト」に次のように入れて、改行付きで日時とユーザー名を表示する ThisItem.日時&Char(10)&ThisItem.ユーザー

どうやら、OneDrive上のファイルをデータソースにする形で、かつこのような単純なキャンバスアプリであれば、Office365 E3のライセンスの範囲内で無制限に作れるようだ。すぐ作れるし、ちょっとした使いどころはありそうなのでいろいろ作ってみようと思う。